旅が終わって直ぐに書いたのですがアップするのを忘れてました
僕をベルギーへ連れて行く為に 上層部の方々へ説得してくれた林ディレクターに感謝します

無事に到着

ベルギーへ到着して ホテルで リハビリ

日本の自転車へのルール改正で 110項目? 厳しくなる
日本とヨーロッパの違いはなに?と聞かれたら 2列走行が出来ると答えられる。
これからもっと厳しくなるし 走りながらボトルから水を飲んだら 罰金って!

ベルギー人の平均身長は179センチ
身体がとにかくデカいし この便器は子供用
大人用はもっと高い位置にある

ベルギーの何が好きって 空気感
路面はいつも湿っているけれど 空はカラッとしている感じ

撮影クルー
撮影しているシーンがどう使われるのかが楽しみ

観光とは違って 撮影で色々と連れて行ってくれるから楽しい時間

世界選も見てきました

最終コーナーの轍
カメラではこの角度では撮影されていない
フロントハブの高さまで 深い轍
これは練習内容を変えないと勝負にならないと思った

ライブ中継で 撮影されなかった箇所
轍に車輪をはめる技術
これは凄いコースだと思った
リレーレースを見ていたのだけど 日本人選手は ほとんど一人で走っていた
頑張っているのは見て分かるのだけど どう応援していいのか分からなかった
言われた言葉がある
世界選手権はチャンピオンを決めるレース
それ相応の準備をしてくる事が必要
自分自身レベルの合うレースに出て 力を上げる事にお金を使った方が良いと言われた

念願だった オランダの帽子を林Dに買ってもらった
これは宝物だ

ベルギーのジュニアのレースはプロと同じコースで行われるんです
この子達は コースに対する恐怖感が無いんだと思いますし
これが日本との差です。
小さい頃から高速コースに慣れている子供たち
日本のチョコまかとしたコースで走り慣れてしまっている子供たち
日本はトップスピードになる前にすぐカーブ
コース幅は狭く シングルトラックのコース
ゼロ発進が多い日本のコース
高速コーナーばかりのベルギーコース
コース幅が2車線あるがラインは1本
ここで日本の子供たちが結果を出せと言われたら可哀想です
対応する前に帰国です
どうか 日本のシクロクロスのオルガナイザーの方々
全日本選手権のコースだけでも良いので
高速のコースを作ってください
砂場へ入るのも
高速スピードから砂場へ
スピード落としてからの砂場じゃないコース
世界へ通ずる全日本選手権コース
京都車連の方 よろしくお願いします
木とか 根っこの上を走られせるコースでマウンテンで走ったほうが速い!ってコースでないのを作ってあげてください。
ここを走らせたら テクニックいるよね?ではなく
ここを高速で走らせたら 世界で通用するよねってコースです

将来の世界チャンピオン マキシス君
隣の方は マキシス君のおじいちゃん
おじいちゃんとお父さん(迎えに来た車のデザイン)の会社がレースのスポンサーになっています。
高校1年生 身長は198センチです
タイヤは本番もレース用もチューブラーのデュカスです。

クランク長は 172.5です
後日 練習で会った時に シューズの色が違ってて ホイールも違う理由を聞いたら キチンと答えてくれました。
撮影した場所はワウトも練習に来る公園だそうです。
散歩している方やランニングしている人もいるけれど 「自転車の練習しているのが普通な感じ」で 誰も危ないなぁとか感じていないと思いました
流石 国技が自転車競技
マキシス君の親御さんの育て方がほんとに素晴らしかった。
僕からの質問は彼にキチンと答えさせて親御さんが 口を挟む事は一切無く
マキシス君が 困った時に お父さんへアイコンタクトをして答えてくれる。
彼は将来 プロ選手になりたいが プロになったとしても いつ事故をして競技ができなくなる可能性もあるかもしれないのでそうなった時を見据えて 今は学業優先で 競技は二の次
この後 自宅へ伺って食事内容などを撮影したいと申し出たら
マキシス君自身から「勉強したいから」と断られました。

撮影後 マキシス君から ボトルをプレゼントされました。
この年から ファンサービスが出来るなんて なんて素晴らしいのだ。
街の自転車クラブから 機材などスポンサーされていた感じでした

駅の駐輪場の中にある自転車屋さん
店員さんがほんとイキイキして楽しそうに働いている姿が印象的でした

違う店舗の自転車屋さん

レストアかな 楽しそうに作業してました

これは日本国内で売ってないモデルだぞ!と
何処で買ったの?売ってるの?とつたない英語で聞き出し ベルギーのメルカリみたいなサイトで売っていたけれど 訳がわからんからと購入は諦めた

マスターズは プロの前座のようなレースの位置づけであり 1回目のレースと違って
UCIライセンスが必要なのと 身の丈にあったレースを走るという事で 参加人数は少なくなります。
圧倒的なスピード感にあたふたしてしまい なんとかフルラップ出来ましたが
僕で6分50秒
同カテゴリーのトップが6分フラット
女子のプロが6分
男子プロは5:15秒
日本男子のエリート男子が走ったら 女子選手に勝てない
富士ヒルのパワー換算で計算すると マチューは55分 僕は75分で上る計算


自分でメカニック出来て 良かったと思う

ゼッケン

争った マーニックさん
次回ベルギーへ行き 再開した時に挨拶出来るようにメッセージしようとしたが

見当たらず
今はSNSを通じて メッセージをやり取りできる

9年振りの再開となった ランジット
今回 また来たいとメッセージをしたら 五郎なら大歓迎だと言ってくれた
今回の撮影が終わり ランジットから個人的に
「今年のマスターズ世界戦はイタリア 来るならサポートをするよ」と言ってくれた
ランジットは ワールドチーム「UNOX」のプロメカニック
雇うとお金が発生するのは当たり前
「いくら?」と聞いたら「う~ん いくらでもいいよ」と笑いながら言った
五郎なら喜んでサポートするよと言ってくれる 信頼関係が出来た事が嬉しい

ベルギー人は 頑張っている選手には 自分の時間を使ってでもサポートしてくれる
でも 若い日本人選手がベルギーへ行き 勘違いしている子達が多い事を聞く
それは「彼らはなんでもしてくれる」という意味の勘違いだ

勘違いしないで欲しいのが 「彼らはお願いした事」はやってくれる
空気セッティングも お願いしたらやってくれる
入れ終っても 後はあるか?と聞かれないから 自分でこうして欲しいという事を言わなければならない。
自分の事は自分での精神がなければ「ここ」ではやっていけない世界がベルギー
武者修行に来て ホスト家族から 日本人の受け入れを拒否されたという話も聞く
何もできない 洗濯も何も出来ないまま ホスト先へ行く
日本人からしたら お金を払っているから やってくれて当たり前だろうという気持ちが間違っている。
自分の事は自分で
僕が子供たちに教えたいのは 自分の事は自分でやる事

(笑)

1万円ぐらい シューズカバー

ここの自転車屋さんはホントにデカかった


ソックスにしても 黒と白しか売っていない

アソス

OAKLY

これを買おうかと思ったが

いつもニコニコな林D

リビング

朝飯

朝飯

朝飯

イザルビット

160mmだったか

選手が通り過ぎる時の音が まったく違う

チューブラー使用率100%

姉妹店?

スーパーで花束が売っている
ベルギーへまた行きたいか?と言ったら 行きたい
国内にはない刺激的な世界があるから
あの空気感はベルギーへ行かないと 味わえない
でも レースを走りたいとおもうかと聞かれたら もう少し強くなったらと思える
楽しいのと 勝負できるとは違うが それが良い具合に重なった時に また行きたいと思う
ベルギーへ行って 自分自身の気持ちが変わった
一番変わった事は 子供たちへの言葉の伝え方だ
今までは このパワーでは無理だよと思ったが
帰国後は あの世界を「自分の目で見てきた体感し そこでやりたい」という気持ちになるかは自分次第
やりたいと思ったら それは「決意」に変わるから 早く見てきた欲しいと親御さんにも伝えた
決意すると 周りが変わってくれるし トレーニング内容も変わるし生活も変わる